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Raj_025a

 定住ジョーギーの集落を出てからさらに走り、ビール族 Bhil の集落に立ち寄った。ここでは定住ジョーギーの集落よりもさらに大勢の子どもたちが興奮してしまい、なお一層の恐怖を感じた。

 リクシャーを降りるや否や、大勢の子どもたちから体を引っ張られ、ポケットにも手を入れられ、危うく財布を盗まれそうになった。幸いながら財布はチェーンでベルトと繋いでいたので何事もなかったのだが、キャンディー類は見事に盗られてしまった。ビデオカメラを構えても目の前三十センチくらいのところに皆がすぐに群がるので、ほとんど映像は撮れず仕舞い。リクシャードライバーのガネーシュが何度も子どもたちに怒鳴って注意をしてくれるものの、興奮している彼らには全く効果がない。
 住宅の雰囲気には興味があったので、バタバタしながらもなんとかデジカメで数枚撮影をしたのだが、焦っていたせいかEV値がかなりマイナス側に傾いてしまっていて、後でチェックしてみたらほとんどがアンダーで使い物にならない写真だった。


Raj_025b

 定住ジョーギーの集落以上にゆっくりと撮影できない状況だったので、ほんの数分で早々に立ち去ることにした。その場でチップを支払おうとしたら、ガネーシュが「支払いはリクシャーの中で!」と叫ぶ。その通りにして車内から支払おうとしたら、子どもたちが四方八方から車の中に手を伸ばしてきてさらに恐怖を感じた。ある意味ではホラー映画のワンシーンだ。蠢いている何本もの手の中で、大人の手を見つけチップを摘ませると、やはりひったくるようにして私からルピー札を奪い取る。やっとこの地獄絵図から逃れることが出来た。早朝ならば、こんな村外れの集落でもある程度はゆっくりと撮影できるのではないかと思っていたが、全く読みが外れてしまったようだ。少し怖かったがよい経験だった。


(写真上/下:ビール族の集落にて。子どもですら集団になると暴徒と化して恐怖を感じた)


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