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The-Heart-of-Hindu10

 早回しのシーケンスは、ハリドワール駅前のホテル街シヴゥ・ムルティ Shiv Murti、ハリドワールからカンカール行きの道中、リシケシュのラクシュマンジュラの寺院、ハリ・キ・パウリー Hari Ki Pauri 等で撮影したもの。クンブメーラ期間中のハリドワール中は警察官の数が半端なく多く、ストリートで三脚立てて撮影でもしようものなら、ものの数分で「撮影はダメ!」と注意されてしまう。こっちも簡単に引き下がりたくないので、「あと一分だけ」「もう少し」と粘って、やっといくつかのシーケンスを確保できた。

 シャヒ・スナン Shahi Snan(Royal Bath)と言われる日にはサドゥの大行進が催されるのだが、それこそ人ひとりが立つのもやっとなくらいの混雑具合なので(しかもこの時期の中堅ホテルは軒並み二千ルピーほどに高騰するのだ)、当日の撮影を諦めてリシケシュに移動してしまったのだが、クンブメーラ期間中ということもあってか、普段の日ですら警備は厳重であった。
 このサドゥ大行進の模様は、前月のものがすでにビデオCD(インドはこの規格が多い)で出回っており、店頭で全編閲覧してみたのだが、やはりあの混雑状況の中では三脚を固定した動画撮影はおろか、手持ちによる写真撮影すら難しいだろうと思った。サンガムのような広大かつ土臭い情緒的な風景とは違い、このハリドワールの行進はハイウェイや町中のストリートを練り歩くものだったため、どうも興冷めしてしまったというのが本心である。「俺がおまえの住民登録してやるよ。一緒にパレード行進できるし」とマノージギリが勧めてくれたものの、そんな理由から今回はそこまで彼らの行為に甘えることは遠慮した。ちなみにインドの住民票の取得は、二枚の写真と一枚の申請用紙があれば済むそうである。本気でサドゥのファミリーになりたいと考えている人には必要かもしれないが、取得は自己責任にて。

 マノージギリからはインド名を授かったのだが、それは彼が昔使っていた名前とのこと。サドゥの世界でも、昔の日本の元服のような改名システムがあるのかもしれない。だが数日経ったら「え~っと、お前の名前って何だっけ?」と、名付けた彼自身が私のインド名を忘れてしまったほどなので、インド名を授かることにさほど意味はないのかもしれないが、彼が完全に「今」だけを生きていることは強く感じさせられた。

 さて早送り再生を前提にした映像撮影の場合、あらかじめビデオカメラのシャタースピードを遅くしておく必要がある。30P作品の場合、一般的なシャッター開角度180度にならうと、1/30 × (180÷360) = 1/60秒前後 のシャッタースピードが標準となり(だが地域によって蛍光灯のフリッカーが出る場合は、1/50等に適宜変更)、例えば6倍速再生の場合は 1/60 × 6 = 1/10秒前後 のシャッタースピードで撮影する。またスロー再生の場合はこの逆となり、例えば4倍スローの場合は、1/60 × 1/4 = 1/240秒前後 のシャッタースピードで撮影すればよいのだ。


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